オープンエンドとは?
こんにちは スタッフのMです。
Tシャツの商品説明で見かけることがある「オープンエンド糸(OE)」という言葉。
どんな意味かご存じですか?
「厚手っぽい?」「アメリカンTシャツっぽい?」というイメージはあっても、実際の意味は意外と知られていません。
実は「オープンエンド」は紡績方法の一種です。
今回は、「オープンエンド」とは何か?
そして 通常の「リング紡績」との違い も含めてご紹介します。
まずは基本となる「リング紡績」とは?
一般的な綿Tシャツの多くは、このリング紡績という方法で糸が作られています。
イメージとしては
① スピードの異なるローラーの間を綿繊維が通る
→ 前のローラーより後ろのローラーの回転が速いため
→ 少しずつ細く引き伸ばされていく
② 引き伸ばされた繊維に、リング(輪)状に回転する部品が撚りをかけていく
→ まっすぐ整った繊維が撚られ、一本の糸に仕上がる
この工程により
◎太さが均一
◎ 表面がなめらか
◎毛羽が少ない
というのがリング紡績の大きな魅力です。
一方の「オープンエンド(OE)糸」とは?
オープンエンドは、空気の力で一気に撚りをかける紡績方法です。
空紡(くうぼう)と呼ぶこともあります。
勢いよく渦に巻き込まれながら糸になることで、糸の内部に“空気の層”ができやすくなるのが特徴です。
また空気で撚っていく仕組み上、細い糸(細番手)をつくることはできません。
そのため自然と 太めの糸(太番手)=厚みのあるTシャツに繋がりやすいのが特徴です。
その結果、
◎表面がザラっとした質感
◎しっかりとした厚みとハリのある着心地
という、いわゆる“アメリカンTシャツらしい”雰囲気につながります。
Tシャツ選びの際、色・サイズ・デザインだけでなく、「糸の種類」や「紡績の違い」にも目を向けてみると、より自分らしい一枚に出会えると思います!

この記事を書いた人
リトハピ通信 編集部
プリントショップ「リトルハピネス」のスタッフが、おすすめアイテムの紹介から、印刷技術の裏側まで、幅広く情報発信してまいります。
